2013年5月22日水曜日

「スーパーこまち」乗りたいと「偽りなき者」

先日、銀座TACTでのライブは実に楽しかった...。


次回はホームページのinformationにもある6月19日と
8月1日(木)の目黒「Blues Alley Japan」でのライブでございます。
ぜひのお越しをお待ち申し上げております。


先日東海道新幹線で静岡に行く用事がありまして、
このとき乗った(普通車両ね)現行では最新車両のN700系は
歴代新幹線の中でも名車かもしれませんなあ。

と思いつつ鉄道に乗るのが好きなワタスとしては
秋田新幹線の「スーパーこまち」に一日も早く乗りたいなと思った次第で。

ネットから持ってきた写真で、右は「こまち」左が「スーパーこまち」
見ていると単純にワクワクする外観です。
営業運転前、試験走行のとき
偶然大宮駅に停車していたのを見た事がありますがドキドキしました。
秋田新幹線は、秋田ー盛岡の間は在来線の軌道を使うのでスピード出せません。
これがあまり好きじゃない人も多いのですが鉄道のA面B面を感じられて私は好き。
このままでいてほしい。

チョイチョイ秋田には帰っております。
鉄道で帰るなら「あけぼの」か「スーパーこまち」に乗りたいところですな。
でもいまだスケジュールやその時のフトコロ具合で乗れていない。
今月もまた夜行バスだな。
かつて、東北方面への鉄道が上野発のときは上野駅構内に入ったとたん
東北の香り(雰囲気ね)がした。
(♪上野発の夜行列車♪〜、何回乗ったか。。)
秋田に帰れないとき、その香り(雰囲気ね)をかぎたいあまり、
用もないのに上野駅に行った事もある。。
お盆時期とかに帰ると駅になまはげとかいて、「ウオ〜、まづいぐ帰ってきたなあ〜」
とか言っているわけで、思わずこちらの目頭が熱くなったりしてね...。

でもこの夜行バス、都内発だけど車内に一歩足を踏み入れるとなんだか秋田を感じる。
お客さんの持つ空気もそうだし、バス会社が秋田の「中央交通」だったりすると
まだ新宿なのに車内設備とかの説明が秋田弁。
旅の情緒は残っております。


はい映画。
「偽りなき者」
デンマーク映画。
なんともやりきれない物語だけど映画としてはものすごくいいと思う。
楽しめる。文学的。
ストーリーは上記リンクの公式サイトで見てね。

舞台となったデンマークのたぶん地方都市?田舎?だから起こりうるのではなく
例えば東京のどこかの町内でもありそうなストーリーの流れ。
どこに住んでいようが人の心はそれぞれだし計り知れない。
久しぶりにグッと来る人間ドラマを観た気がする。
ハリウッドだったら結末は違うんだろうなあと思った。

主人公に感情的なセリフを多く言わせないで、
周囲の言動から受ける主人公の様子から、
観ている人にその思いを共有させているようなかんじ。
感情的なセリフは少ないけどたまに言うのでこれがインパクトある。
終盤に向かって主人公の焦燥感、絶望感ある表情が見事です。

主役のマッツ・ミケルセンは「タイタンの戦い」ではどこにいたかわかんなかったけど
「カジノロワイヤル」ですごく印象的だったし、
「シャネル&ストラビンスキー」でも素晴らしかった。
今作でも素晴らしくて「やっちゃったなあ」というかんじ。
ラストシーン、好きですね。
この映画ぜひ観てほしいなあと。
でもくれぐれも言っておきますがハリウッド映画じゃないからね〜。