2012年10月2日火曜日

ついに買えたMacbook proと「最強のふたり」

やっと買いました、新しいPC。
さほどPCには詳しくないけど以前から使っているっていうことで
やはりapple製品になりました。
一番安い機種とは言えいきなりは買えない事情の身。
しかもアレンジに使っていたソフトが最新のPCには対応していないとのこと。
「ひえ~、最新のバージョンを買わないといけないのか(涙)」
さらにホームページを作っていたソフトも同じ状況。
再び「ひえ~、最新のバージョンを買わないといけないのか(涙)」
てなかんじ。。
そんな事情はさて置いても新しいPCは快適そのもの。
ボチボチやって行こうと思います。

さてこれを書いている今日からもうまもなく
Orquestra Sambador Oriente
(オルケストラサンバドールオリエンチ)のライブが10月3日におこなわれます。
左側上部に案内があります。ぜひお越しください!
また、前回ブログにある東北ツアーもぜひ!



久しぶりに、はい映画。
「最新のふたり」
ヨーロッパで記録的な動員数を生んだというフランス映画。
超リッチだけど首から下がハングライダー事故でマヒしている中年の障害者と
彼を介護するハメになった貧乏で問題を抱えた黒人の若者の物語。

素晴らしく良かったです。
この映画、大好き。笑えるし泣ける。
黒人の若者、ドリスと障害者である中年男のフィリップが心の繋がりを紡いでいくのだが、
ドリスは障害者への同情を元にフィリップと接してはいない。
相手の性格、人間性と正直に向き合っているようにみえる。
首から下がマヒしているフィリップをからかったりするシーンなんかこっちがハラハラする。
自分の出生や家族が複雑な状況の中、
他人との接し方は子供がそのまま大人になったみたい。
そう、ドリスはすごくシンプルな人間。
一方、複雑なのはフィリップの方で、自分の気持ちを正直に表現できないでいる。
表現しないことで周囲と壁を作っているよう。
それがドリスと接していくうちにその壁が徐々に取り払われていく。
シンプルに生きていきたいって気持ちは私自身にもあるから
ドリスのような言動はうらやましいなと。

ブラックユーモアもチョイチョイあり笑えるけどこの二人の心の繋がりが感動的。
しかも大袈裟にその感動を映画の中で表現していないのがいい。
二人の表情だったり劇中の音楽だったりが観客の気持ちをゆるやかに動かしているよう。
この手の感動的な映画にありがちな大袈裟で押し付けがましい音楽は今作にはない。
劇中の音楽、良かったと思う。
一瞬、「セントラルステーション」のジャキス・モレレンバウムの音楽をイメージさせた。
オトナな会話もあるから小さい子供にはどうかと思うけどお薦めの映画です。
実話を元にした作品。
実在する「最強のふたり」もエンドロールでチョイと見れる。