2012年4月4日水曜日

春の嵐と「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」

今日の嵐、スゴかったなあ。
差していた傘が崩壊しました。

春の嵐、といえばヘッセですかな。
中学の頃、ハマったなあ。
こういった思春期のころヘッセを読んだって人も多いと思いますがまた読みたくなった。
でもここ数年、活字を読むのが苦手になりほとんど本を読んでいない。
購入したipadで電子書籍をたまに読んだりしているが長続きしない。
まあ活字に対するリハビリと思えばいいか...。

さて新年度です。
相変わらずカゼひきのままです。
先週と症状が変わってきたので
近所の内科でそれに合わせて再びお薬を処方していただきやした。
薬を飲んでいるので悲しいかな最近お酒を控えております。
治ったらガッツリ飲みたいもんですな。

あ、あと演奏する際、鼻水がたれて、ってことはありませんが
息を吸ったときに思わず「げほげほげほうーげほげほ」と咳き込むことがたまーにあり、
それはさすがにオッサンくさく情けない思いをしてしまいますな。
お客さんもクスっと笑ってくれたらまだしも、あのオジさん大丈夫?
みたいに見られるといたたまれない気持ちにもなり...。
あー、早く治そう!

はい映画。
「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」
なんじゃこの長ったらしいタイトルは!
原題は「The Iron Lady」だから「鉄の女」でええじゃないか。
と、観る前から映画にツッコミを入れていたのだが
サッチャー役のメリル・ストリープの素晴らしい演技に魅了させられた。
映画には物語とその物語から構築される主張が必要だと思う。
でないと実在の人物を扱う映画はヘタをしたら報道番組になってしまう。
この映画にはサッチャーが政治家として第一線にいたころの強さとそれに隠れた孤独感、
家族との関係そして引退後の苦しみが描かれていて
それらをメリル・ストリープが素晴らしい表現力で演じている。
さらにサッチャーの夫役、
ジム・ブロードベントも観ていてイライラするくらい素晴らしい。
この人、ハリーポッターシリーズで大事な役も演じている。