2011年12月19日月曜日

やっと帰国なのだが....


今日、サッカークラブ世界一を決める試合がありましたな。
バルセロナ(スペイン)対サントス(ブラジル)。
バルセロナのサッカーは大好きですがこの組み合わせなら
断然サントスを応援するワタスです。
残念ながら完敗だったけど日本で行なわれた試合も現地では朝。
こんなかんじ↓だったようで
O GLOBO

ではロンドン、ヒースロー空港二日目....。

朝起きてホテルの朝食を食べようと思ったらパン、ドリンクの用意はできているけど
それ以外(たぶん玉子料理とかソーセージとかベーコンがあったはず)がない。

コーヒーだけにして部屋へ戻りシャワー。
さすがホリディ インです。部屋の装備なんかはリスボンの安宿とはエラい違う。
部屋に戻る途中、フロントのニイちゃんにT5に行くバスの時間を聞いておいたので
それに合わせて出発した。

T5はBritish Airwaysだけのターミナル。一社だけなのにけっこう広い。
飛行機は12時過ぎ発だけど8時に着いた。
さっそくターミナルのカフェで朝ご飯。
ユーロのお金しか持っていないので取りあえず20ユーロをポンドに両替。
10ポンドくらいのセットをたのむ。
ソーセージ、ベーコン、目玉焼きx2、ビーンズ、椎茸?、トマトのソテーにパン。
それにカフェオレ。
けっこうガッツリいきました。

のんびり食べた後、BA(British Airways)のオバさんに昨日もらったe-チケットを見せて
これでチェックインできるか聞いてみた。
「もちろんよ」の返事を期待したのだが「チョット待ってね」と。
電話して何やら話している。イヤな予感が...。
で、オバさん。
「このままでは乗れません。
ANAかTAPのパーミッションがないと正式なチケットが発券できません」
え、え、え〜〜〜!
もしかしたら昨日のオッサンはこのこと言っていたのかもしれないけど...。
「パーミッションって、どっちの?ANA?TAP」
と聞くと「どっちかしら〜」
もういいよ。行きゃいいんだろ行きゃ〜。
ここで9時くらい。あと3時間。

ターミナル間無料の地下鉄に
(これが東京の地下鉄みたいにバンバン来ないしサッサと行かない)
T5の駅から乗り込む。
さいわいT1もT3も同じ地下鉄の駅で降りればいいようだ。

まずはホームから比較的近いT3でANAのカウンター。
人いない。
「○ソっ」とつぶやきまた駅ホームまで忍者のごとく行き今度はT1へ。
ところがこれがけっこう遠い。
早足、プラス時々走る。汗かく。

T1に着いてもTAPのカウンターは遠いところ。国力の差なのか、などと思ったり。
カウンターに係のオネーサンがいた。
昨日のチケットを見せて「日本さ帰すてけれでや〜」と事情を説明する。
「大丈夫よ」とニッコリ微笑む。
ササッとパソコンを操作してくれて新たなe-チケットをくれた。
よく見るとこのオネーサンすごい美人。
「muito obrigado! finalmente,posso voltar a' minha terra」とお礼を言った。

再び、ささささっと忍者のように駅に戻りT5行きの地下鉄を待つ。
が来ない。次は10分後。
気は焦るがしかたない。
このままトラブルがなければ搭乗も余裕で間に合うはずと自分に言い聞かす。

T5に戻り果てしなく並んでいるチェックインカウンターの一つに行く。
係のオバちゃんが機械を操作しているのを合格、不合格を待つ心境で待つ。
オバちゃん、ニッコリ微笑み搭乗券を渡してくれた。
よく見るとこのオバちゃん昔はそうとうモテたに違いない美人。

手荷物検査を済ませ、売店でミネラルウォーターを買いガブ飲み。
成田行きのゲートはさすがに日本人が多い。
とにかくなんとか飛行機に乗り込んだ。

座席についてから、ロンドン入国したときは入国審査でスタンプもらったけど
出国は審査もなんもなしでスルーだったよな、と。
いいの?と思いつつ離陸。

3人席の真ん中。左の通路側には日本人女性。右の窓側は西洋人。
この日本人女性も前日、
バルセロナからの飛行機が遅れて成田行きに乗り遅れたとのこと。
お互い同じ様な境遇に話もはずむ。

右の西洋人、トイレに立つときは私たち2人が席から出ないと行けない。
いちいち謝るが私が長旅だし気にしないで、というと、
「長いです。ブラジルからだし」という。
で、ここからポルトガル語。
聞けばこのブラジル、サンパウロ出身の若者、イギリスにも住んでいたことがあり
今は石油会社の社員でいろんな国に行っているらしい。
今回は成田から韓国に行くとの事。
来年、日本にしばらくいられるかもしれないとのことで
時間が合えば左隣の女性と3人で飲もうという話になった。

飛行機では映画を3本観たけど詳しくはそのうち。

そして土曜日午前9時半すぎ成田着。
ホッとした。
スーツケースが出て来るのを待つ間に、
この時間なら今日昼からのレッスンに間に合いそうと思う。
ベルトコンベヤーで荷物が出て来た人たちは自分の荷物を受け取ると税関検査へ。
しかしワタスの荷物がなかなか出て来ない。
荷物を待っている人がほとんどいなくなる中、不安に思っているとこれで終わりとのこと。
えええええ〜ワタスの荷物、飛行機に乗ってなかったのか〜。
ロストバゲージってやつです。

そしてなんと飛行機で左隣に座っていた女性の荷物も乗ってなかったらしい。

手続きに時間がかかりそうなので今日予定していたレッスンをキャンセルに。

結果、私のスーツケースは2日遅れて手元に届いた。
まあ、腐る様なものは入っていなかったからいいけど、
けっこうヤバイ臭いの衣類と素敵なお土産が
同じ箱の中で何日間か余計に過ごしていたわけで...。
まあこれはお土産をお渡しする方たちには内緒にしておこう。
なんてここに書いたら内緒もなにもないのだが...(汗)。

で、次回からは出発の日から書きます。

写真はスペイン、マラガで行なわれたときのコンサートのお知らせ。