2011年10月1日土曜日

お久しぶり〜と「未来を生きる君たちへ」

実に一ヶ月以上も更新しておりませんでしたな...。
書くネタもいろいろあって何をどう書こうか、
などと思っているうちに放置になってしまいました。
ブログなんてのは気合い入れずに気楽に2、3行ほどでもいいんでしょうけどねえ。

さて9月の出来事をざっと書くと...
秋田で演奏、OSO(Big Band)のライブ、また秋田に帰ったり、静岡行ったり、台風すごかったり...

まずはなんといっても秋田で行なわれた、
秋田ミュージックフェスティバルに出演したことでしょうなあ〜。
jazzだけではなく、いろいろな音楽ジャンルの演奏が秋田市内中心部の各所で聴けるという
秋田では画期的なイベントの第一回目でした。

地方のジャズフェスティバルでよくあるのは
海外から、あるいは東京から有名どころだけを招いて行なうパターンがありますな。
これは地元にとって音楽の活性化には繋がらないしお金もかかり長続きしません。
この秋田でのイベントはジャズに限らない地元や他の東北からのアマチュアバンドや
秋田の中学、高校の吹奏楽(秋田はレベルも高く、ものすごく盛んです)が出演。
しかも入場料無料で誰もが聴く事のできるイベントでした。

昔は何かの宴席があればカラオケなんかなくても歌ッコの上手いオヤジがいて
民謡をみんなの手拍子で歌っていた。
どんな音楽でも身近なものです。
今回のイベントが続くことで秋田の音楽が、街が盛んになるようにお手伝いしたいです。

9月の他ネタはまたそのうち...。

はい映画。
「未来を生きる君たちへ」
アカデミー外国語賞を受賞したデンマーク映画。
人間の憎悪、暴力、復讐の連鎖をテーマにしている。
ストーリー展開に意外性はなく、なんとなく思った通りに流れていく。
でもこのテーマゆえ緊迫感ある展開が続く。
映画では暴力、復讐の虚しさをアフリカでのエピソードも加えて表現している。
殴られてもやり返さない、確かに重要な事だけど
この世の中、何もしないことでかえって増長する無知で愚かな世界もある。
そんなにウマくはいかないよなあ、と思いつつこの映画の世界に共感する。
なぜならこの映画、理想的な展開ばかりではなく、
それを実現する難しさも語っているから。
いい映画でした。お薦めしたいです。